食
に関わる仕事をしている事もあるのか、”食”は私達夫婦の最大の関心事のひとつで、ここ2冊”食”に関する本が続いています。料理研究家の辰巳芳子さんとフランス料理店コートドールのシェフ斉須政雄さんの本。
真面目に食に取り組んでいる人の話はもう殆ど説法のようで、なんだかありがたいお話を伺えたような気持ちになります。
旬の素材を大切にして、地の物を使って(素材と鮮度に対する意識を持って)、手間を惜しまず、後は基本的な調理のポイントをしっかり押さえて調理する。(プロはそれに創造性というか芸術的なセンスのようなものが加わってきたりしますが)、だいたいそんなおいしさの作り方はみんな気が付いているんだと思う。要はどれだけ自分に誠実であるかにつきるんだろうなと。
先日NHKで放送された吉本隆明さんの講演を見ていて、”言葉が人を創る”と言うようなお話が出てきたんですが、斉須さんも同じような話をされていた事がまた面白いなぁと思った。なんだか誠実に考えているとみんな同じような事を考えたり、思うものなんだなぁと。
”言葉が人を創る”とは、例えば辰巳さんや吉本さんのお話を聞いて僕が”なるほどな”っと思ったとすると、その言葉が僕そのものの一挙一動を左右する大きな要因になってくる。といったお話なのですが、ほんと”なるほどな”です。今年も良い言葉をたくさん聴きたいなぁとつくづく思います。
10.1.09
投稿者 ブンゾウ 時刻: 14:24:00
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